!?電脳恥日記?!
―ド素人奮戦記―

―2011年6月―

6月1日
 midiソフト使用中に、やたら音が聞こえなくなる―ボリュームコントロールのSWシンセサイザーの目盛りがゼロ、になっている― 現象、今日検索して、わかった。
 なんと、XP+Windows Media Player 11 のバグ・・・ではなく、ずっと直ってないようなので―すでに、仕様??

 ボリュームコントロールを表示したまま、midiファイルをダブルクリック― そして、関連付けしてあるWindows Media Player 11を起動した。
 曲を聴いてMedia Playerを終了させるとあら不思議、SWシンセサイザのボリュームがゼロに下がってしまう。 midiのファイルをダブルクリックしてMedia Playerが起動すると、ボリュームは元に戻る。
 が、問題はこのあと、別のソフトでmidiを開いた場合。ボリュームは0のまま、なので手動で上げないと無音のままなのである。
 連動するのはSWシンセサイザだけなので、他のファイル、mp3やwavファイルは影響受けないようだ。
 去年末、なんとなくWindows Media Playerを11にしたのだが、こんな嫌がらせな仕様がくっついているとは。 音ソフト内でボリュームいぢったら、ボリュームコントロールも変動するのはわかるが、これは、ひどいぞ。
 他のmidi再生ソフトに関連付けを変更させるのが、一番すっきりな解決法のようだ。そのうち考えよう。

6月5日
 midiに関連付けるために、再生専用プレイヤーを探す。
 多機能再生タイプではなく、midi再生に特化し、かつ起動が軽いもの。
 MIDI Stationはソフト内でmidiの関連付けの変更ができるので、midiをこのソフトに関連づけしてみた。 (MIDI Espressivoでエフェクトかけたmidiファイルをこれで再生すると、目盛りがピコピコして面白い・・・すいません、 Mag.さん、あれから私、ちっともmidi上達しておりませんです)
 もうちょっと、シンプル構成なのは、とwebで新規?に探したら、MIDI View LE というmidi専用プレイヤーがあった。 軽いようだし、かつmidiの楽器表示も出る。なかなか。
 関連付け機能はなかったが、ファイルを右クリックして出る「プログラムから開く」で強引に関連付けさせてみた。
 ただ、その過程で一度失敗して、「プログラムから開く」にソフト入れてるフォルダの名前が登録されてしまっていた。 ・・・今度見てみぬふりをしよう。

 とりあえず、この二つにmidi再生をまかせよう。

6月10日
 夜。外は凄い雨だ。
 昨夜、窓の杜を見たら、「tree[d]」が紹介されていた。
 arbaroのように、木を作ってobjの拡張子でエクスポートできる英語の国のソフトだ。
 存在は知っていたが、インストールしないと使えないので二の足をふんでいたが―これは試せ との天の一声に違いない。
 で、今夜、テスト開始。
 右のパラメーターをいぢると、即、左の木の形状に反映されるのが便利。arbaroでみたのと同じ英語があるな (注:自分の英語解読力は象形文字識別レベルである)
 適当に試したあと、汎用(いろんなソフトに取り込み可能な便利拡張子)objで出力。Bryce6.3でレンダリング。
 葉っぱのかたまり感はなかなかいいが、枝と幹の接合部分が外れたり突き破ったりしている場合があるので、アングル注意。 これを丸ごとモデリングソフトに取り込んで、ちょっとお直ししたらいい感じになりそうだが、 自分のパソコンでは能力的にムリである。でも面白いよ〜♪
 葉っぱは、arbaro同様、Bryce内で差し替え自由。買った葉っぱ、自分の作った葉っぱに換えられる。

6月12日
 tree[d]とarbaroで遊ぶ。
 エクスポートした木を、Bryce6.3(7は買ったけどまだインストールしてない)でレンダリングしてみた。

 葉っぱのつき方。
 tree[d]は、葉っぱのつきかたがデフォルト設定のままでも、てきとーにモサモサしていて、なかなかよろしい。
 arbaroは、角度を調節すればもっとよくなるのかもしれないが、そのままでは規則的に並びすぎて不自然になる。

 幹と枝。
 tree[d]は幹と枝の“曲げ”のバリエーションが弱い・・・たぶん。
 arbaroは枝のカーブの設定項目があるので、かなり曲げられる。ただし、こっちの思うような角度に曲がってくれるとは限らない。

 操作性と作った木のチェック。
 arbaroは、設定項目がかなり多い。が、英語である。さらに、わからない。 簡易な表示も手伝って、実際、Bryce6.3でレンダリングしてみないと、何ができているかわからない。
元々、Pov-Rayというレンダリングソフトとの連携を軸にしているようなので、このソフトなしでは手間がかかっても仕方ないだろう。
 tree[d]は右のパラメーターを動かしたら、操作結果が即座に画面上で立体的に表示される。使い勝手はこっちが非常に簡単。

 というわけで、一長一短。自分の個人感想ですが。

 木をイラストで描く時、幹と枝の曲がり、葉のもっさの処理(葉のつきかた、かたまりとしての表現)― 大ざっぱに描いているようでも、柳なら柳、桜なら桜、の形状を正しく捕らえていれば、その木にみえてくる。
 逆に、3Dでいかに緻密にレンダリングしても、枝ぶりや葉のつき方が合ってないと、かえってその細かさがアダになりかねない。
 自然への観察力が3DCGをやるにはいかに必要か、しみじみ思う、梅雨の昼下がり。

 と、観察力のアヤシイ人間がえらそうなこと言ってもしかたない。もっと勉強、しろ!!!

6月16日
 arbaroとtree[d]の修行中。といっても、適当にパラメーター動かしてBryce6.3でレンダリングして遊んでいるだけなのだが。
 arbaroの使い方、がネットのどこかに漂ってないかと「arbaro」で検索したところ、 同じくjavaな木作りソフト、povtree というのがでてきた。
 なんとか探してダウンロード。英語のソフトのはずなのに、なぜか日本語表示した〜〜??バテレンの魔法かコレハ。
 が、Pov-Rayで使える拡張子でしか保存できず。う〜〜ん、残念。

6月17〜19日
 arbaroとBryceを両方起動しておき、
 arbaroであちこちいぢる→objファイルでエクスポート→Bryce6.3でレンダリングして結果観察→再びarbaroに戻る、 を繰り返す。
 葉っぱの角度を調整する?らしい項目を試行錯誤の結果、偶然、見つけたので、前に比べるとだいぶそれっぽくなってきた。

 tree[d]は、ソフトの中のTexturesフォルダをのぞいたが、貼り付けるテクスチャーに、 葉っぱではなく葉のついた枝があって、これをうまく使うともっと細かな外見を少ないポリゴン数で作れそうな気がするが、 考察は他のひとにおまかせしよう(オイ)
 これがtree[d]とarbaroの樹をBryce6.3でレンダリングしたものだ。
 左がarbaroで右がtree[d]。ポリゴン数はほぼ同じ、二万弱。
 Dazで買ったリアル葉っぱを使ったが、同じ葉っぱなのに、左右雰囲気が違うのはなぜ(あとで左右逆にしても照り返しは同じだった)
 特別室にもう一枚アップして、今日のところは、オワリ。

6月26日
 むし暑い。
 今年は節電の夏であるが、パソコンは熱がこもったら壊れるわけだし、原発と同じで(おい)冷却が必須。
 


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