!?電脳恥日記?!
―ド素人奮戦記―

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆なにはともあれ21世紀なのだ!!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
―2001年1月―


 1月1日 21世紀になった。・・・といっても、アタマの中味に変わりあるわけじゃないし。
 お気に入りのエディターの初期設定を、別のエディターの初期設定から拝借して、少し変えてみる。
 “SHE”といって、簡便だがブラウザを3つまで登録できるので、ネスケでの確認が一緒にできて便利なのだ。
 あと、“BASE EDIT”というエディターの二本立てで書いている。こっちは多機能だけど、わかりやすくて便利。

 1月2日 近いうちにこのあたりもフレッツISDNの対象地域になるらしい。
 テレホーダイの倍かかるが、常接で定額というのは便利そうだ。
 自分のネット接続の時間帯を考えるとテレホーダイだけでも間に合いそうな気もするが、 テレホの時間を待っている間に爆睡して朝までねくたれることを考えると、必要な気もする。
 ただ接続が、また何かトラブりそうだ・・・あれこれ変わるらしいし。すべて設定しなおさないといけないようだし。
 それを考えると気が重い〜〜。
 どうしよ。

 1月3日 FFFTPが、左→右へのドラッグ&ドロップでもアップできるのを知ったのは・・・先月であった。

 1月4日 FFFTPでアップする時、右側のサーバー側の一覧に妙なものがあるのに気がつく。
 わかりやすいように、ローカルのフォルダとサーバー側のフォルダの内容が一致するようにしているのだが、 (もっとも、かってわけもわからないままミラーリングアップロードをして、サーバー側のジオのゲストブックを抹殺したことがある。 それ以来最小限のアップロード機能しか使用してない。)・・・?
 それは日付からして、wordのページから逃亡した目次のアニメの残党のようであった。
 消したあとで、「しまった〜、ダウンロードとやらをやってみたらよかったのにっ」と気がついたがあとの祭りであった。

 1月6日 借りといたHPに、中味(リンク)のない意味ありげな目次と、こちらのHPへのリンクを取り付けておく。
 誰も見ないことをいいことに、当分無法地帯である。ふふふ。

 それはそうと、フレッツの申し込みがもうすぐらしい。
 大丈夫であろうか?ネットにつながらなくなったら大変である。悩。 現状でもまあなんとか(半年前までテレホーダイすら不可能だったのだから!)なのだし・・・。

 1月8日 世紀をこえてしまった連載小説の続きを書き始めようとして、前のページの設定を拝借しようとした。
 文章を削除して章ナンバーだけ書き換え・・・してボケッとして(いつもか?)上書き保存してしまった。
 うぎゅあ〜!(そう、消えるよね前の章そっくり)
 でも年末に用心のため、ピカリン二号にHPを転送していたのだ!バックアップというもののありがたさを痛感。
 2〜3週間に一度くらいしかしてないが、私のような性格の者は、もっとこまめにしたほうがよいのだろうな。 (せめてHPくらいはね。)

 ・・・やることは前世紀とかわらないことが判明。

 1月11日 プロバイダより、この辺がフレッツの対象域になるとのお知らせ。今日から受付を始めるそうだ。
 しかし、このとこのネットの接続状況を考えると、テレホーダイの時間にしかつないでない。(意図的ではなく)
 もう少し様子を見ようかなあ。

 1月12日 フレッツ申し込みの入り口までのぞいてみる。連絡の日時と時間帯を指定してくれとあった。 仕事中に電話あると困るし、日曜はだめだ。ちょっと日をあらためてあとにしたほうがよさそうだ。

 1月13日 恒例のデフラグとスキャンデスクをする。毎週しているので、デフラグが20分程度ですむのがささやかな自慢。 (自慢になるか!?)
 今年後半、windowsにウィスパー・・・じゃない、ウィスラー(注:はじめそう読んだ・・)とやらが出るのか。 Meとやらの立場(これも“ミー”と読んだが)はどうなるんだろう。

 くしゃみが出そうになった。反射的に下を向いたら、キーボードがああ〜〜。ウィスパーじゃない、ティッシュはどこだー!

 1月14日明け方 以前雑誌の付録CD−ROMからダウンロードしたものの、HELPファイルが別途ネットからダウンロードになってて そこで挫折したフルカラーお絵かきソフト、pixiaを再びインストールする。
 (ハイパーペイントのレイヤーの使い方がよくわからないからである。 D−pixedは使えるけど、これは256gif色専門なので、フルカラー対応で使えたら、と。)
 あの時は作者のHPまではいったものの、HELP解凍後の展開だのという説明の意味がわからずそのまま退却。
 今回は・・・おおよそ(多分)的直感(またそれか)でなんとか成功。といってもレイヤーがそれで使えるようになるとはまったく保証外だが。
 なにしろ、D−Pixedでレイヤーというものの意味がわかるまでどれがけ歳月がかかったことやら・・。
 (ペイントショッププロ使えってのに。おい)

 しまった〜、ダウンロードした圧縮ファイル、インストール後はもう用ないねとさっき完全消去したけど、 ピカリン転送用に残しておかなければいかなかったんだ〜!
 ・・・。プログラムファイルフォルダ→同フォルダへの転送(コピー)だけで、本体がうまく動くと思う?

 ピカリンにフォルダを転送し、ショートカットをデスクトップに作る。クリック。成功〜♪
 だが新規作成画面で固まる。レイヤーはるか以前の問題がそこにはあった。
 まず「絵」が描けるようになるまでに長い年月がかかりそうだねこれは。ははははは。(sigh)

 ハイパーペイントでレイヤーを使おうと試みた。絵がどっかにふっとんだ。

 1月16日 ペイントショッププロでレイヤーを使おうと試みた。
 レイヤーになんでこんなに種類があるのだ?それに普通に重ねるレイヤーらしきものがどうして選択できないのだ?
 ・・新規作成が256色設定になっていたためだとわかる。そんなこと知るもんか。止める。
 絵を描く前の段階で創作意欲がどこかにふっとんでしまうわい。

 今、ちょうど一年前、画像に種類があること、というか、サイズの大小さえあるのも知らず、 BMPで描いた500KB以上の画像をメールに付けて送ったのだった。
 (なぜ知ってるかというと、さっきレイヤー実験で重ねる画像を捜していた時、日付で思い出したの・・)
 この後、gifとかJPEGとかが何のために存在するのかを知るのだが、 その後一ヶ月もしないうちにHP作成にかかっているのだから、無知というものは時に強い??もんである。怖。

 1月17日 昨夜、ついに血迷って??フレッツISDNを申し込んでしまう。申し込みフォームに書き込んで送信しただけだが。
 サイは投げられた。あとは神に祈るばかりだ。
 新聞で、値段が下がると書いてあったばかりに・・・。ああ、あさましき21世紀かな。

 1月18日 早く帰宅したら、NTTから電話があった。ご連絡指定日よりはやいぞ。
 「お使いのOS(と言った気がするが)は?お電話番号は?」との質問のあと、「お使いのTAはフレッツに対応してますか?」 との質問にかたまる。そっちでやっといておくれとのこと。何かわからないがハイハイと答えておこう。
 「なんたらかんたら(忘れたよ)の工事が23日に・・・」慌てて「その日家にいません。仕事中です。」「いえ・・」
 どうやら工事といっても向こうの工事のことで、こっちの家で何か壁に穴をあけたりするようなことではないらしい。
 「お客様は、テレホーダイを契約なさってますが、これはもう・・・。」
 フレッツ開始日は25日である。しかし、テレホーダイの契約は20日更新である。4日のブランクが生じる。 まあこの間、ネットのつなぎっぱなしをひかえればよいだろう。さらばテレホ。
 いよいよフレッツとの決戦だ。(ファームウェアって、なんだ?)
 テレホーダイの時間でないが、TA(NECで、99年の11月に、ノートパソコンと一緒に買ったものだ)のHPにアクセスする。 バージョンアップはしたことないわけではないが、フリーソフトのそれは本体を新しいものと置き換えるくらいだから、 間違えて上書きする私にもわかりやすい。
 バージョンアップなんかしたことない、というか、このHP見るの初めてだ。
 このTAはVer1.2かもしれない。(ファームウェアとやらのバージョンがはっきり書いてないのだ)
 フレッツ対応リストを見ると、対応ファームウェアとやらは、1・3以上になっている。非常にびみょ〜だ。
 さらにどうにかして自分の機種らしいのを探し出す。 そこには、Ver1.3以上でないと、マッキントッシュは誤作動する可能性があるとあった。
 ということは、正しい日本語通りに解釈するならば、マック以外なら前のヴァージョンでもいいことになる。ますますびみょ〜だ。
 ダウンロード後の作業を読む。全部揃えてバージョンアップしないといけないのか?
 ・・・。・・・・・?・・・・・・??! ・・。
 わかんないよう。
 このままで決行し、うまく行かなかった時だけヴァージョンアップを実行することに決めた。
 節分も近い。さわらぬ鬼にたたりなし。

 1月19日あけの夜中 最新バージョンのめぼしいヤツをダウンロードしておく。4つで10MBそこらあった。 21日以降はテレホーダイが切れるので、電話代無情地帯である。念のため、念のため。

 1月21日 NTTより、フレッツ接続用のダイアルアップ番号のお知らせが来る。パチパチ。
 封筒がやけに厚いので?だったが、小冊子が二冊出てきた。 セットアップガイドとあって、なにか不安になるようなことがいろいろ書いてある。
 プロバイダの説明では、従来のダイアルアップネットワークの現設定のIDと電話番号を書き換えればいいとのことだったが、 だいじょーぶなんだろうか。もうテレホの期限すぎちゃったし、ますます不安になってきた。
 なんまいだぶ。

 テレホーダイが切れたので、つなぎっぱなしに気をつけねば。前に日記にも書いたが、オフライン=接続カットと思ってて、 ずっとつなぎっぱなしでのほほんとコンテンツ見てた時期があったので・・・。

 1月22日。ネットの感覚がオフライン無用のテレホーダイになっている自分に気がつく。

 1月23日。今日、フレッツの工事をしたはずである。TA頼むよ。

 週末ダウンロードしといた、Mercuriusというアドベンチャーゲーム作成ソフトと格闘する。
 画像さえ用意すれば、絵を選んでクリックしてテキスト部分を書き込むだけで、それっぽいデジタルノベルになるというもの。
 操作法はたしかに明解だ。なんか作り始める。
 だが問題は、「画像」である。640×480の背景画像と、140×140の登場人物画像がいるのだが、 マウスで描くと、人間の同じ顔は二度と描けないという問題があり、(ネコ絵は描けるんだけど) 背景にしても、このサイズのものを緻密に描いてたら、完成までに半世紀かかりそうだ。
 かくして、手持ちの画像ソフト(pixiaはまだ使えない・・・)を総動員しはじめる。  拾った風景の写真を、著作権保護のため?原型をとどめないほどぼかしまくり塗ったくりまたぼかし、 描いた絵はそのままだと見るに耐えないので、暗くしてぼかしてごまかした。
 ・・・ひでえシロモノになりそうである。完成の日は来るのか??
 もっとも、このごまかし作業のおかげで、「レタッチ」効果ボタンをあちこち押しまくって遊べたので、おもしろかった。 やっぱり、なにか新しいことしないと、新しいこと覚えられないものだね。(あたりまえか)
 この手の遊びなら、パソコンは壊れないし。(マウスは酷使により三代目になるかもしれないが)

 1月24日 前日の発言を訂正。パソコンは壊れないが、ソフトが壊れた。  ハイパーペイントの起動時に急に「テキストファイルが読み込めません。 ・・・の場所になければなりません。」という警告が出始めた。たしかに操作パネルの(しかし今回全然使ってないぞ)それをクリックすると、 「ないよ。」と出てくる。
 「ないよ」といわれてもねえ。こっちは絵を描いていただけだ。 マウスでこしこしやりすぎて、ソフト画面が時々けいれんしていたのは認めるが。どうしてそれでソフトの部品の一部が逃亡するの???
 今は使わない機能だからいいけど。あとで最新版をダウンロードして上書きすれば、元に戻るかな?
 私のがさつな使い方に、繊細なソフトが怖れをなしたのかしらん・・・。

 だんだん午前0時が近づいてきた。そう、25日からフレッツ開始日だっ!
 にわかに絵を描き始める。ゲームをする。あきらかに逃避モードに入りだす。 約一年前、HPを作って、どきどきもんで(2月22日、ネコの日にアップすることに決めていた)真夜中を待ってアップしたら、 表示されず、4、5時間も奮闘してダメで、ショックで熱が出た(インフルエンザにかかってた)イヤな記憶がよみがえる。
 なんかわけのわからない表示が出てフレッツ門前払いされたらどうしよう、テレホはもう解約したし、 ありとあらゆる不吉な今までの事件が高速走馬灯のように大回転する。

  1月25日 ついに午前0時を回った。IDと接続を書き換え、クリック!

 おおおおお、つながった〜〜〜〜!!!(喜びの文字装飾)

 番号書き換えてつながったのだから、どこにも書いてはないけど、これはフレッツ接続に違いない〜!
 奇跡は起きた〜♪(これで今世紀分の運を使い果たしたような気がするが)

 喜んで、ピカリン二号のほうを設定する。かって接続拒否不良の前科持ちだが、私の殺気に身の危険を感じたのか、これもOK。
 ほほほほほ。
 これで常接三昧だい。
 あとは、テレホーダイ時間にばかり活動する自分の改善だな。意味ないもんなあ。
 なずは、めでたしめでたし。

 ハイパーペイントの更新用をダウンロードし、実行ファイルに上書きしてみたが、「ないよ」の非難止まず。 起動のたびに責められちゃ落ち着かない。ソフトの再インストールしなおししかない。まず、今あるのを消さなくちゃならないのだよね。
 それからフルパック版をダウンロードし始める。その間おなかが減ったので夜食を食べに離れる。
 あと考えれば、この時ダウンロードが一時、終わり近くで中断していたらしい。戻った私は、 デスクトップのダウンロードフォルダ(かっこいい呼び名だが、単に物置)の先の更新分をそれだと勘違いし、再解凍し、 フルパック版にあるはずのセットアップなんとかがないので首をひねっていたのであった。
 すべての間違いに気がつき、ようやくフルパック版がインストールされ、非難もなく起動できるようになったころ、 夜はあけ始めていた。
 そして私は気づいた。
 フレッツになったのだから、深夜のうちに時間のかかるダウンロードをまとめてすることはないことに・・・。
 ・・・寝よ。

 実は初号機には、いわゆるコンピューターウイルス検索・駆除ソフトが一年近くなかった。
 いや、初めはあったのである。購入時のインストールソフトとして。一度も起動させなかったが。
 去年の2月、ホームページを開設する少し前、雑誌の付録のCD−ROMにウイルス駆除ソフト最新体験版があった。
 自分のパソコンのそれのメモを見ると記述が古い。 何も知らないくせに、ウイルスが天然もののそれより新種が次々出ることだけは知っていたので、古いからもうだめだと思った。
 そう、当時はデータをネットからダウンロードして最新のものに更新できることなど、思いもよらなかったのである。
 さっそくその体験版をいれたが、なにしろ体験版なものだから、インターネットに接続するたび、ポップアップ広告がボコボコでる。 しかし私はそれが、製品版を買っても同じように出るのだと思い込んだ。
 HP開設後も、なにしろ矮小であり、いい人達はいてもわるい人はいないし、広告がうっとしいので消してしまい (のちに謎の残骸が発見されたが。アンインストールしても、なにがし残るもんだね)それっきりそのままで春夏秋冬過ぎる。
 この前、ピカリン二号(メーカーが同じだから、似たようなのがついている)で初めてそいつを起動させてみた。 ついでにクリックだけでできるアップデートもした。簡単だった。
 んで、初号機のほうも再生の儀をとりおこなった。成功〜!(注:間違えるほうがおかしいレベルの作業) 今年はついてるぞ〜!♪
 とりあえず復活させて常駐させ、そのうちお店でまた最新のソフトでも物色するとしよう。
 (といっても、一別抹殺問答無用方式が一番だ。)

 1月27日 フレッツになったといっても、平日は自然とテレホタイム接続になってしまうので、 今日、宵の口からつないだのが、フレッツという実感である。しかし本当にこれ、フレッツ扱いになっているんだろうな。 「あ、間違うた。」と来月言われたら憤死するぞ。

 ハイパーペイントで描いてたら、突然筆モードが出なくなった。なにやら最近機嫌が悪いようだ。 ソフトのHPから差し替え分をダウンロードしてきて(前のはいらないと思って消しちまった。ああ)上書き。復活。
 1月28日 フレッツになって、初めての日曜日。午後(注:昼まで寝てた)のんびりつなぎっぱなしでネット。 ささやかな幸せを感じる。
 風邪気味なので、ただでさえなけなしの左脳が機能停止状態。別にたいしたことないのだが、パソコンには危険だ。
 ハイパーペイントをインストールし直したら、それまでの上書き更新とは少しだけ変わった。 画像の呼び出しに、いちいち「サムネイル作りますか?」と聞いてくる。Mercurius用の素材入れで実行してみる。 なんかぞろっと小さい画面で表示された。邪魔なので、なんとなくその画面をぼんやり、みな消した。
 ぐわあああああ。
 そのフォルダにはいっていた画像がみな消えていた。
 どうして、消えるんだ〜!?せめてゴミ箱行きならすくえたものを。こっちはサムネイルとかパスとか、意味よくわかんないんだよ〜。 ゲーム作成用フォルダに取り込んであった圧縮JPEG分は無事だったが、元画像は全滅。
 結局、自分はウィルスよりタチが悪い人間であることを悟る。

 1月31日 生活がすっかりテレホタイムに戻ってしまう。いかん。



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