!?電脳恥日記?!
―ド素人奮戦記―

―2008年6月―

6月3日〜先月末より
 先月、Hexagonのobj問題は、Carraraへの読み込み即上書き保存でOKと書いたが、落とし穴があった。
 パーツ分けしてないツボはよかったんだが、Hexagonでパーツをくっつけて作ったカメラもどきをCarraraで再保存すると、 パーツがなくなってしまうのである。Bryce上で。あにゃ?? なのに、このCarraraで上書き保存したobjをHexagonに読み込ませると、消えたパーツが復活している。なぜだ〜〜〜!!

 数日間試行錯誤の結果。
 Carraraに読み込んだあと、パーツにテクスチャー部屋で別々に色を塗ってやることで、Bryceでの癒着を回避できることが判明した。 ただ、パーツの名前がおかしくなる。でももう知らぬ。
 たぶん3Dの基本中の基本に無知なことによるエラーで、ソフトは悪くないんだと思う。

6月4日
 推測どおり、ソフトは無実なことが判明。
 Hexagon2.5のobj保存オプションを、全部デフォルトに設定しなおしたらあら不思議(毎度のセリフですが)、 カクカクがなくなりました!!?
 服作る時、Poserに読み込むから、余分な保存オプションつかないほうがよいとあったので、あの時・・・か? (←自分のしたことを忘れている)
 とりあえず、結果よければすべてよしとよう。いつか科学的な原因が理解できる日は・・・たぶん来ないかも。

 というわけで、なにか作ってみた。ねらった形状はいつも失敗するが、適当に作るとなんとなく形になるのは何故。
 さらに、この保存objはRoisくんが読み込んでくれたので、Carraraを通さずパーツを書き換えることができた。
 Hexagon2.5で作ってBryce6でレンダリングしたのがこれ。 見事に適当さがにじみ出ている逸?品である。

6月5日
 Hexagonだけで学校風の机を作ってみた。びみょう。どうしても曲線つけるとポリゴン多くなるからなあ。 GoogleSkechUpのほうがポリゴン少なく作れる。まあ作れるようになっただけいいか。

6月7日
 Hexagonで次々うさんくさいものを作っては、Bryceでレンダリングしている。
 イラストやノベルゲームの背景(補填・下絵)を3Dで!というのが去年目標だった気がするが・・・ おおよそ関係ないものばかり乱造する日々。てきとーが楽しいので。
 そういえば、Bryce6を買ってもう一年になる。そして三日でお蔵入りしたVue Easelに涙。
 Carraraでも気軽にレンダリングできるようになりたいものだが、マテリアルの設定がまだよくわからぬ。ライトとか。 Vue Easelは「なければ自分で作る」ことすらできない設定なのが致命傷だった。
 Bryce6は操作項目が少なくて簡素(その分できることは限られるが)、表面に貼るマテリアルだけはライブラリー充実、 Hexagonで作ったものを確認するお気軽レンダリングとして便利!

6月8日
 最近できましたモノ。
 なまことウミウシのハーフ(としか形容できない不気味な生物)
 怪しい木棺
 硬そうなごつい金属トレイ(これで殴ったら人を殺せそう)
 秘密基地(Bryce6でSFチックなマテリアル貼ったら基地になった)
 廃墟(円筒を並べたり転がしただけ)
 シロウト仕様のカップ(持ち手の部分がふにゃっとしている手作り)

 柄杓を作ろうとしたが、魔法使いの弟子が生命を吹き込んだような物体になった。夜中に動いて回りそうである。作り直そう・・・。
 もう来月は7月だ七夕だなと思い、七夕→笹の葉サラサラ→竹ってあっよねと思い、Bryce6を起動。 ええと、植物ラボにたしか「ばんぶー」があったはず。
 西洋国の竹はたくましかった。
 パラメーターをいぢってみたが日本の繊細な笹ずれからは遥か遠く、ジャングルでも生存競争に勝ち抜きそうな面構えになった。 ・・・たしかに竹といっても千差万別の種類がある。世界は広い。イメージを固定してはいけない。 庭にはえてる竹(名前知らぬ)と山の孟宗竹は違うもんな〜。

 PlantStudioで庭の竹っぽいものをなんとか作ってみた。竹の節を書き足せば庭にある竹に見えないこともない。たぶん。
 Hexagonで節を作ってみた。レンダリングしてみた。竹竿に見えないこともない。ただそれだけだった。あおだけ〜〜!

6月15日
 最近Hexagonの機能にあると知ったこと。

 面取りの呪文(家具の角を丸くするのに便利)
 線を太らせる呪文
 ブーリアンの呪文(ようやくどうやったらくり貫けるかわかった)
 マテリアルでパーツに色を塗る呪文(いつもバーをひっこめていたので気がつかなかった。 Carraraで塗ったものを取り込んだものに色がついてたので、あちこちつついてようやく存在を思い出す)

 おかげでかなり表現の幅が増したような・・・ 気がする。たぶん。
 だが、力作だと思った椅子は、レンダリングしたら座ったら絶対前に転がり落ちるであろうことが判明した。
 めげずにもう一個作ったら、脚が細すぎて座ったら絶対折れること判明。
 作る以前の問題が、この家具製作者にはあるようである・・・。

6月18日
 Hexagon2.5で一面が開いた箱を作るのは、面を選択→消去、するだけでよかった・・・気がつくのにほぼ一年かかった自分って。

6月22日
 Hexagonでなにか作る。うむなかなかいいんじゃない♪→Bryce6でレンダリング。ぎゃ、なにここ!→Hexagonに戻る。 以下、その繰り返し。
 ↑この無限ループからなかなか離脱できない〜〜。

6月27日
 Hexagonモノツクリにおいて、いかに自分が日頃ものをよく観察していないか(目が悪いせいもあるが) 比率というものを把握していないか、よ〜〜〜〜〜っくわかった。

6月28日
 このところ作ってたものを寄せ集めて、七夕CGを作ってみようと思った。
 ボロが見えないよう目立たないようにごまかし、植物として間違っている部分は無視するよう心がけた。
 風鈴以外、陽光の元では難ありすぎなものばかりだ。というわけで、毎度、夜行性のCGばっかりである。



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