サプリメント。
何でも英語で言えばいいってもんじゃないが、早い話が栄養補助食品のことです。
医療費の高いアメリカでは、なるべく病院にかからないようにしたい、というわけで、
(日本のように富山の薬売りのような、置き薬システムなぞありませんからね。)
病気の予防になるとされるハーブ系サプリメントが大人気だそうで。
海外でアルツハイマー病に効果があるとされ、ハーブ大国のドイツでいちはやく研究がなされた
イチョウ葉エキスの原料は、日本から輸入されてたりします。
ビタミン・ミネラル系、ハーブ系、ホルモン系、食物繊維系等々、多種多様。
ただ、人間の体、体質、食生活はすべてひとりひとりちゃいますので、
友達に激烈に効いたとしても、自分にも同じ効果を強制はできませんので、その点はお忘れなく。
自己管理責任を持って調べた上で選んで飲むか、専門家のアドバイスを受けるか、いずれにしても金銭的負担にならぬ程度で
試される分にはなかなかよろしいかと思います。
ほんとは、ミネラルなどは食事から取るのがベストでして、サプリメントをどんぶり一杯
毎日食べているからといって、食事をいいかげんにしてたら、元も子もありません。
あくまで栄養補助食品なのです。
牛乳がカルシウムを取るのによいのは吸収率がよいからでして、(単に骨をかじればいいってもんじゃない)
有効成分の吸収率がよくないと体内で効かないわけですから、業界もその辺でしのぎをけずっているようです。
効いた効かないは、サプリメントの場合、飲んだ当人の実感で判断してください。
(注:医薬品の場合、とくに予防的なものは、血液検査でもしてみないと効果が判定できないものも多いので論外)
コンビにでもサプリメントを置いてますが、コンビニやファーストフードの食事が、今日の微量栄養素不足の
大きな原因になっていることを考えると、皮肉です。
何にせよ自分の体。あと何十年も使いこなさねばならぬのですから、大事にね。
ちなみに筆者は、ハーブはめんどくさいので、アロマセラピーのエッセンシャルオイルを使って、
あやしげな魔女のおくすりごっこをしています。
(次号―いつになるのやら―“アロマな生活”を予定)